クラノカギ
土蔵の鍵は、家の中の一定の場所に大切に保管しておいた。
土蔵の戸は三重にたてられていて、手前の土壁塗りの戸の奥の二枚の戸に錠が取り付けられていた。
上の鍵は一番奥の錠の鍵である。鍵穴に差し込み先端3㎝の曲がりの部分をストッパーの錠板の窪みに入れて取っ手を回して持ち上げて解除する方式であった。
民具補説-土蔵の鍵
衣食住₋住₋土蔵