台 秤 
  台秤が普及すると供出用の米俵の計量も容易になった。それまでの棒ばかりでの計量であったため数人の手を要したからである。台秤は俵を台の上に立てて行うため一人で出来た。
 昭和40(1965)年代には、まだ学校での子どもの体重測定は台秤が使われた。
 分銅〔上右下写真〕と送り重り〔目盛りのある竿についた移動式重り→写真右上参照〕で重さを測定した。
 学校で体重測定に使われた台秤は重量が40sもあり移動が大変であった。