カワラヨモギ
       かんさつ
茎(くき)
◎まず、茎の根もとを見てみましょう
根元は、かたく、まるで木のようですね。


◎次に、根元(ねもと)からたくさん出ている葉(は)を見てみましょう



@かたちはヨモギの葉ににていて全体が白っぽくみえます。ルーペで見てみましょう。

A細かな白い毛が一面に生えています。

Bよく見ると、下の方の葉は、ほそいですね。

C葉のにおいをかいでみましょう。ヨモギのにおいと比べてみましょう。

◎つぎに茎の葉を見てみましょう

@マツの葉のように、ほそい葉ですね。


A上の
Bの根もとの葉とくらべてみましょう。

○すこしちがいますね。


◎花は8月から10月ころに咲きます。とても小さな花です。

@ルーペで観察してみましょう。

Aよく見ながらスケッチしてみよう。

※ところで、カワラヨモギの根に寄生(きせい-相手に助けてもらって育つ)するハマウツボのという植物があります。→
左写真

もまだ、出会ったことはありません。今年は、柏崎海岸から上越の海岸まで何度か探しに行きましたが、とうとう出会うことはできませんでした。来年こそは、出会いたいですね。(2013)
せつめい
 カワラヨモギには、川原(かわら)に生えるものと海岸(かいがん)にはえるものがあり、形がすこしちがいます。
 ここでは海岸にはえるカワラヨモギについて説明します。


 カワラヨモギは、根元(ねもと)から出る葉と、茎(くき)につく葉では、形がちがい、ちょっと見たところ、べつべつの植物のように見えます。
 上の写真で向かって左が高くのびる茎(くき)で右が根元からでる葉です。
 高くのびた茎(くき)は枝分かれしてたくさんの花をつけます。
 ヨモギの花ににていると思いませんか。

 こんなに小さく、そのうえ目だたない花は、くわしく観察(かんさつ)することは、なかなかありません。よいチャンスです。ルーペでくわしくかんさつしましょう。
 このような花を頭花(とうか)と呼びます

 カワラヨモギの近く生えるハマウツボ


 (写真−柏崎・刈羽の山野草からコピー)

詳しい解説