カワラサイコ

 せつめい 
 カワラサイコは、米山小学校の「潮風ふらわーずヒル」で私が初めて出会った植物です。
 カワラサイコは、柏崎海岸では少ない植物のようです。どうやら、川原でも海岸でも全国的に護岸(ごがん)工事などにより減っている植物なのでしょう。


             果実のつくころ

 茎は上の写真のように赤味をおびていて、四方に広がります。
 茎には長い毛が見られます。

 カワラサイコを守りましょう



詳しい解説
   
    かんさつ

◎葉を観察しましょう
@葉は茎に、たがいちがいについています。形は鳥の羽のようですね


A上の写真のような葉の先の部分を見ると細く先はとがっています。

B葉のうらがわをみるとワタのような短い毛が、たくさん生えています。


◎花は6
6月〜8月に咲きます。同じ仲間(バラ科)のヘビイチゴに、にた黄色い花をさかせます。
@6月ごろに、ヘビイチゴの花と比べて見ましょう。花弁、がく、オシベ、など。
Aとくに二種類(ガクと副ガク)のガクがついています。ヘビイチゴの花にもついているかな。


種子
◎果実と種子を観察しよう。
@9月に、「ふらわーずヒル」でカワラサイコに出会った時には、すでに、たくさんの種子を包んだガクが開いていました。(下写真)


A開いたガクの中に残っていた種子を持ち帰って顕微鏡で見たのが下の写真です。