カワラマツバ

 せつめい 
 カワラマツバは、柏崎海岸ではとても少ない植物のように思われます。山地の草原にも生えるといわれますが出会ったことはありません。 
 私はようやく今年(2013)の夏、荒浜海岸で出会いました。二回目は「潮風ふらわーずヒル」で出会いました。
 花は、とても小さいのですが、たくさん集まって咲くので、せんさいな美しさを感じます。
 そのうえ、品のよい、ちょうど高価(こうか)な線香(せんこう)のような香りがします。

 私は、来年はカワラハツバの果実が花から成長して熟すまでを、くわしく観察してみたいと思っています。

詳しい解説
       かんさつ

◎葉をかんさつしましょう。

○「カワラ
マツバ」という名前のとおり松の葉ににていますね。4枚の葉が丸く並んでいますね。
 でも、このうちの2枚は「たくよう」というもので本当の葉ではないのだそうです。区別はできますか。むすがしいですね。


◎花を観察しましょう。
小さな花ですね。ルーペで
見てみましょう。



@花弁(かべん)は4個、雄しべも4個あります。たまに、5個のものもあるかな。
 花弁を取って見ると4枚がつながっていますね。となると、4つに裂(さけ)けているという方がよいかも・・・。

Aオシベとメシベは何個ありますか。

B下の写真の→の部分が果実になるところです。中は2個に分かれているように見えますね。



種子
◎果実をかんさつしよう。

○果実は、やはり2個に分かれていますね。下の写真は昨年9月に「潮風ふらわーずヒル」でとったものです。