ハマハタザオ 

 
せつめい
 ハマハタザオは、柏崎海岸では少ない植物です。防砂林(ぼうさりん)の中に、たまに見られます。

 す。
 同じ、アブラナ科のナズナ(ペンペングサ)に、花のつき方や形が似ていると思いませんか。似ている点と、ちがう点を比べてみるとおもしろいと思います。
(根元の葉、茎の葉、花-花びら、おしべとめしべ、果実などに分けて表にして比べるとよいでしょう)

 果実(さや)は同じ仲間のタネツケバナに、似ているね。



詳しい解説
       かんさつ

◎葉は、厚く、こまかな毛におおわれています。目を近づけて観察(かんさつ)しよう。

○葉の端(はし)の毛をルーペで観察しよう。毛の先が2本になっていませんか。
 また、茎(くき)の葉のうらには点々が見えませんか。 
   
どちらも、この植物を寒さや乾燥(かんそう)や害虫(がいちゅう)から守る役目をしているのだと思います。


◎花は4月から6月ころに咲きます。茎の先にたくさんつきます。目を近づけて観察しよう。

@花べんは4枚で、先に凹みがありませんか。
 オシベとメシベ何本か調べてみましょう。オシベの長さは、みんな同じかな。


果実(かじつ)
◎果実を観察(かんさつ)しよう


@種(たね)は、長いサヤの中に入っていますね。
長いサヤをえらんで、中に入っている種を数えてみよう。

A数個の種を取り出してルーペで拡大して、よく観察してみよう。せまい翼(まわりのうすい部分)がわかるかな。

B種をプランターにまいてみよう。(9月ごろ)半月ほどで発芽して、花が咲くのは来年です。→二年草と呼びます。