写真撮影2001.8.20下石黒 |
左の写真は、筆者の生家の庭の外灯に寄ってきたクスサンの成虫を食べているタヌキの写真である。
2001年は石黒地区ではクスサンが大発生した。筆者が一人で夕飯を食べていると数匹の若いタヌキが外灯の下に集まってきた。観察していると写真のように蛾の翅が口の左右に出るようにくわえて翅を巧みに噛み切って落として食べている。
試に筆者は夕飯のおかずのウィンナソーセージを投げ与えてみたが、それにはどのタヌキも関心を示さず蛾を捕えて食べることに夢中である。クスサンの蛾を食べつくしてからようやくウィンナーソーセージを食べた。
タヌキにとっては卵を腹に持ったクスサンの成虫はよほど美味しいとみえる。
この年の8月下旬には国道353号線のどの外灯下にも落ち葉のようなクスサンの蛾の翅が散らばっていた。
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