シロツチガキ
暮らしとの関わり
 小さなキノコで見逃しがちであるが、石Kではブナ林などで時々であうキノコである。
 球形の袋にさわると中から黒いすすのような胞子がでることが子どもの頃の記憶に残っている。

(写真2007.8.1 下石K)

解 説
ヒメツチグリ科
 夏から秋にかけて林内の落葉上にまばらに生える。幼菌は球形、時には宝珠形で径1〜1.5p。淡褐色の細い毛が密生する。
 外皮は5〜7片に裂けて半開きとなる。裂片の先は老菌になるにつれてねじれて2つに裂けることが多い。