シラガツバフウセンタケ
暮らしとの関わり
 石黒のブナ林でよく見かけるキノコである。コーヒー色で縁が白く、ぬめりのないことが特徴である。
 無毒ではないかとされるが詳細は不明である。フウセンタケ属は、区別がつけにくいキノコとされ、日本でも未知種が極めて多いグループの一つであるといわれる。

〔2006.10.8上石黒〕
解 説
フウセンタケ科
 北海道から本州の低い山に分布。広葉樹林の地上に発生。発生時期は9〜10月。
 傘の径は3〜5cm、柄の長さ5〜7cmでしばしば不明瞭のツバ状のベルトを有する。〔写真右下〕
 傘は開いて平らになるが中央部は突出する。表面は暗褐色から黒褐色。周辺部は少し白味がかる。不食。