マメザヤタケ

暮らしとの関わり地
 今日(2019.8.4)、ふるさと石黒に大根畑を耕しに出かけた。酷暑を避けて朝4時少し前に家を出て作業は4時半から始め、7時半には終了した。
 さいわい、石黒特有の濃い朝霧によって直射日光がさえぎられ汗もかかずに快適に仕事を終えることが出来た。
 作業中に畑の周りの草を取っていた妻が「見慣れないものがある」というので行って見ると獣糞を立てて並べたような形をしていた。触ってみると、どうもキノコらしいので数枚写真に撮って帰宅後調べるとマメザヤタケというキノコであった。
 本種の生態は右欄の解説のとおりであるが、「マメザヤタケ」という名前の由来については、納得のいく情報に出会うことはできなかった。
 西洋では「死人の指」というそうであるが、こちらはリアルではあるが、少々品のなさが感じられ頂けない。結局、「マメザヤタケ」でよかろうと納得した。
 
(撮影日 2019.8.4 下石黒)

解 説
クロサイワイタケ科
 ほぼ1年中見られるが、主に夏から秋に多く発生する。広葉樹の枯木や倒木の根元などに群がって発生することが多い。
 形は、すりこぎ形から棒状の
もの、また上部が枝分かれしたようなものまで変化に富む。キノコ全体の高さは3〜8p、径は1〜2p程度。食不適。
 名前の由来は、豆のサヤに形が似ている云々と書きたいところであるが同感できない。