クジラタケ〔幼菌〕
暮らしとの関わり
 石黒のブナ林の中では、たまに見かけるキノコである。カサの表面が盛り上がって肉厚の感じである。
 上の写真は幼菌であり生長すると放射状のシワがあらわれるという。名前の由来は不明。

〔2004.10.7下石黒〕

解 説
タコウキン科
 ブナコナラ等の広葉樹の枯れ木上に夏〜秋にかけて重なり合って発生する。一年生。 
 カサは幅5〜10p、厚さ0.5〜1p。表面はほとんど無毛で環状紋は不鮮明。生長につれて放射状のシワを現す。〔右下写真〕
 肉は白くコルク質で堅い。