暮らしとの関わり
石黒ではブナ林の中でごく普通に見かけるキノコである。傘の色は変化に富み、同じ場所に生えていても色が異なるものもあるばかりか、色混じりのものもある。
食用とされるが石黒では食べる習慣はなかった。ドクベニタケと区別しないで見ていた人が多かったのではなかろうか。
〔写真2006.7.28 大野 下写真2007.7.9上石黒〕
老菌
写真2007.7.9 下石黒
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解 説
ベニタケ科
夏から秋、主としてブナ、ナラなどの広葉樹林の地上に生える。
傘の径は6〜10pで初め、まんじゅう形から平らに開き更に漏斗形となる。(左下画像)
色は紫、淡紅、青、緑、オリーブ色と変異が非常に多い。ひだは白色でやや密。柄の長さは4〜5p。
傘に微かな条線がある淡紅色のドクベニタケと似ているので要注意。
食用。
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