ハナイグチ
暮らしとの関わり
 カラマツの少ない石黒では希にしか出会わないキノコである。
 食べた人の話では、傘が開かない若いハナイグチはナメコにも負けないほど美味しいということだ。

(撮影日2008.10.10 下石黒  撮影者政栄)

          ハナイグチ

撮影日2008.10.10下石黒
解 説
イグチ科
 夏から秋にかけてカラマツ林内の地上に群生する。
 傘の径は4〜10p。まんじゅう型からほぼ水平に開く。表面はこがね色〜褐色〜赤茶色でいちじるしい粘液に包まれる。傘の裏は若いときには膜でおおわれるが生長につれ膜はツバとなって柄の上部にのこる。
 柄の長さは5〜7pで黄色から、さび色に変わる。 食用。