ドクツルタケ
暮らしとの関わり
 真っ白で美しいキノコであるが猛毒のキノコである。
 この種のように「傘に条線がない」「柄にツバがある」「柄の基部に袋状のつぼがある」などの特徴をもったテングタケ属には猛毒をもつものが多い。
 シロタマゴテングタケに極めて近い種類といわれる。

撮影日2006.6.29 下石黒

解 説
テングタケ科
 夏から秋にかけて針葉樹林や広葉樹林の地上に発生。
 傘は径6〜15p。柄の長さは14〜24p。傘は初め卵形後に鐘形から中高の平らに開く。湿っているときにはやや粘性がある。
 ひだは白色で密。
 柄は繊維状のささくれにおおわれ上部に膜質のツバがつく。基部は球根状にふくらんで大きなつぼになっている。
 毒性が強く1本以上食べると病院で処置しないかぎりは1〜3日以内に死亡する。
 猛毒。