アミスギタケ
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見かけるキノコの一つである。
 地上に落ちたブナなどの枯れ枝に、きれいに群生しているのをよく見かける。漏斗型の裏の管孔も美しい。
 地方によっては、アナアキやアナボコあるいはハチノスという方言名があるという。
 それにしても、不食で、このように方言名が伝わるということは生活との関わりが深かったにちがいないが、どのような関係であったのであろうか。

(撮影日2007.6.18下石黒)

解 説
タコウキン科
 春から秋にかけて広葉樹の倒木や切り株に発生する。
 傘の径は1〜5pで中央がへそ状に凹む。表面は黄白色〜淡黄色でささくれ状のの鱗片を帯びる。
 柄の長さは1〜4p。表面は暗褐色。肉質は軟らかい革質で無味無臭。
不食