立てバサと木製の梯子 
 
 
 
 

写真 2019.9.14  下っ原
 
  上の写真の立てバサは現在(2019)作られたものであり昭和中期まで作られたものとは異なる。
  ①横に孟宗竹が使われているが昔は縄ないしはグミ。
  ②縦縄に梱包用ひもが使われているがこれも大抵は藁縄が使われた。昭和の初期のころには
クズのツルが使われたこともあった。
  ③現在は主柱に丈夫な古電柱を永久固定しているので倒れる心配はないが、昔は、数か所に支柱を取り付けた。また、ハサ竿は使用期が過ぎると引き抜いて杉の大木の幹に立てかけるようにして添えて縄で固定して翌年の秋まで置いた。                                  (編集会)