昔(〜1955)食事のおかず       

おかずの名前 作       り        方 備   考
ウドの油炒め
oウドの皮をむき適当の大きさに切って、水に浸してあく抜きをする。(茶色の水が出る)
o鍋に油を少量ひき、ざるにあげておいた切ったウドを、鍋にいれて炒める。
oみそで味付けをする。
日 常
大根菜の油炒め
o大根菜をゆでアク抜きをして細かく刻んで絞る
o絞った菜に打ち豆を混ぜておく
o鍋に油を引いていためる。
oその中に南蛮を入れて一緒に炒める。
o味付けは、味噌や醤油でする
日 常
ノノバのお浸し oノノバをさっと茹で水に浸す。
(水に浸すことによってアクが抜け、ほどよい香りとなる)
o適当に切って、醤油をかけて食べる。
o来客用には、削り鰹節をかけた
日 常
煮  菜
o漬け菜の残りを水に浸して塩出しする。
oうち豆、ゴボウ、人参(人参,ゴボウはささがきしたもの)混ぜて柔らかくなるまで煮る。
o味付けは、漬け菜の塩味があるので、それだけで結構よい味になった。
日 常
きりぼし
o切り干しは、甘みがとばないように適当な時間で水に浸してもどす。
oもどしたものを手でしぼる。
o酢と味噌で和えて食べる
(ネギを切って混ぜて和えることもあった)
日 常
ウドざき oウドの皮をむいて丸ごとゆでる
o茹でたウドを針でさして裂く
oそれを三杯酢やゴマ味噌和えにする。
日 常
ウドのニンニク和え
参照画像
oウドは皮をむいて丸ごとゆでる
o針でさして裂く(味がよく染みこむ)
oニンニクを味噌と一緒にすって和える。
日 常
ユウゴやトウガンの
くずかき
o夕顔(またはトウガン)を適当に切って
固ゆでにしてざるにあげ袋に入れて絞る。
o茹でた夕顔を砂糖醤油で味付けをする。 oクズ(片栗粉)でかく
冠婚葬祭
キウリの味噌和え oキウリの皮をむいてハラワタ(種子を包む柔ら果肉)を取って薄く切る。〔当時は、子供の腕ほどの大きさにしてから採った〕
o味噌で和える。
日 常
ナスの油炒め
o料理法は今と同じ ※ナスは、普通の電球より一回り大きいくらいにしてから採った。
日 常
ひたしナス o生のナスの皮をむく(当時は大きくして採取した)
o蒸かすか煮る(煮た場合はしぼる)
o醤油をかけて食べる
日 常
ナスのゴマ和え
※クルミ和えもあっ
o皮をむいて茹でる。
o縦てに切ってしぼる。
oゴマ味噌と和える。
日 常
ゼンマイの煮しめ
参照画像
o干しゼンマイを水で戻す
o煮干しを袋の中に入れて、煮てだしをとる。
※油で炒める家もある。油でいためると堅めになる。
oニンジンを短冊切りにして彩りに入れた
冠婚葬祭
白和え
o人参やゴボウなど時季の野菜を茹でる
o布巾で絞った豆腐と白ごまと塩、砂糖を加えてスリ鉢ですってソースを作る。
oそれを茹でた野菜にからめる。
冠婚葬祭
菜の芥子和え
o 時季の菜を茹でておく
o 味噌と芥子をすり鉢ですったもので和える。
日 常
きんぴら o今と同じ作り方 日 常
のっぺ o豆腐、コンニャク、人参、里芋、薩摩芋、 ゴボウ、タケノコ、茸等をダシ汁で煮込む
o砂糖と醤油で味付けをして、くず粉でまと める。
冠婚祭
(沢山のおかずの最後に出される)
大根ナマス

松葉ナマス祝い用

o今と同じ作り方

o松葉のように一カ所つながっている 切り方。

o上手に切るには熟練が必要であった。
日 常
松葉ナマスは祝い用

コゴミ(クサソテツ)
のごまあえ
oコゴミを洗う
o沸かしたお湯に一つまみの塩を入れてゆがく
oゴマと味噌をすったもので和える
日 常
干しズイキ煮付け o干しズイキを水でもどす(1〜2時間)
o適当の長さに切る
o打ち豆などと一緒に油でさっと炒める
o醤油であじつけをする
日 常
なますカボチャ o3pほどに輪切りにする
o種を取り除く
o煮立ったお湯に入れて皮が柔らかくなったら上げて、水にさらす。
o中の果肉(素麺状)を出して水でさっと洗いザルに上げる
o三杯やゴマ和え、油炒めにするo
日 常
冠婚葬祭
ジャガイモの煮付け oジャガイモの皮をむき、大きめに切る
o人参、里芋などを入れて煮る。
o醤油で味付けをする
日 常
キュウリの味噌和え

※秋大根を使った料理法もあった
oキュウリの皮をひく
o縦に切る
o中の果肉を取り除く
oスライス状に切る
o味噌を水で溶いておいてまぶす
※当時は、大きく成熟したものを採取した
日 常
サツマイモのて oサツマイモの葉柄を採ってきて葉を取り除く
o適当の長さに切って油炒めにする
o醤油で味付け
日 常
ジャガイモの味噌からめ
oビー玉ほどのジャガイモをよく洗う
o油をひいて炒める
o味噌をからめる
日 常
ナスののゴマ和え oなすを皮をむいてふかす
o適当の大きさに切る
oみそ味のすりゴマで和える
日 常
豆腐のおから o豆腐のオカラを油(当時は貴重品でほんの少し)で炒める。
o打ち豆、人参、麻の実や他のおかずの残りを入れて味付けをした
豆腐を作ってもらったとき
大根と里芋の煮転ばし o大根の皮をひいて輪切りにする
o里芋の皮をむき大きめに切る
oそれらに、人参、こんにゃく、車麩を加えて醤油味で煮る
日  常
              指導→大橋キクノ・大橋タキ・大橋モト