ヤナギこうり
ヤナギこうりは、主に衣類の入れ物に使われた。また、冬の出稼ぎに行くときには行李に衣類等を詰めて 持っていった。
晩秋に父親がヤナギこうりを背負って出稼ぎに行く姿を寂しい気持ちで見送ったこと、 また、春にヤナギこうりにおみやげを詰めて帰ってくる父を残雪の中迎えに行ったときのうれしい気持ちを今でも忘れられない人も多いに違いない。
柳行李は、明治の中頃までは「骨行李-こつごうり」と呼んだ。
旅用の柳行李
※2個の行李をヒモで結んで肩にかけて歩いた
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