ＨＰ作成ご担当者殿

この一年、石黒通信のご提供ありがとうございました。TV　天気予報では新潟

方面は、お正月三が日は雪とありますが良いお正月をお迎え下さい。

私の住んでいる兵庫県明石市は、今日１１時頃１０分位この冬２回目の小雪

が舞いましたが晴れたり曇ったりの天気で、明日からのお正月は晴れが続くとの

予報です。

私ごとですが、先日、岡野町に居る叔父さんから柏崎のお酒「越の誉れ」が届き

ました。米山の水と越後の米で作ったお酒です。明日、元旦は「越の誉れ」を

戴き新年を祝うことにしております。

来年も石黒通信で、お住まいの皆様のお元気な活動情報と、黒姫山山麓の

豊かな自然の情報をお願いします。

ありがとうございました。

２０１２．１２．３１．１９４５ｉ

中村 忠雄

HPでは皆様のご努力のお蔭で、連日、石黒情報を楽しく拝見させて頂いています。
「思い出」の寄稿文からは、田舎の忘れている言葉を思い出したり、内容にうなづいたりし、「現状生活」の寄稿文からは、自然の畏れやそれに対する厳しい生き方などを再認識し、「動植物の紹介」からは、新たに知る沢山の情報と石黒との関わりなどを学びながらいずれも興味深く堪能させて頂き感謝しています。
最近、石黒では初雪があったようですね。
今日あたりは当方でもかなり寒く、石黒は大変な日であろうと察しています。
どうぞ皆様、ご自愛下さい。お元気で。

愛知　大橋末治さん　（2012.11.27受信）

　石黒のＨＰ編集ご苦労さまです、と言うよりは、小生にとっては「ありがとうございます」という言葉の方が実感として相応しいかも知れません。

　過日、従兄弟の三十三回忌の法要があり石黒を訪れて来ました。

　過疎化という言葉は最近よく耳にする言葉ですが、大野や落合が３軒しか残っていないと聞かされたり、実際、この目で確かめてみるにおよんで、石黒もここまで来ているのかと胸を痛めたことでした。

　電化製品が整えられ水道の蛇口を捻れば水がでる生活。窓の外を見ない限り都会と変らぬ生活、柏崎市街まで３０分という環境の中で何故？と思ったのですが「雪ですよ、雪」と言われ、雪には苦労させられた身としては納得のほかありませんでした。

　神社を参拝し、かつて小学生ながら家を代表して道普請に出たり「んな〔お前〕は鎌を持ってついて来るだけでいいすけ」と言われ、母と肥桶を背負いジャガ芋、大根、薩摩芋などを作った畑、夜水番の記憶の場所等々を訪ねるべく歩いたのですが、全く様変わりしており、お地蔵さんだけが白い布を纏われ僅かに昔を思い出すよすがとして残っているだけでした。疎開でお世話になったイワカタの家の跡も藪の中でした。

　かなり上まで登り、観光道路と見まがうばかりの道を上石黒へとたどり、懐かしい旧郵便局、黒姫神社の石段を目にしたときは涙の出る思いでした。８０数段を登り、昔日の祭風景を思いながら、さて降りる段になってやはり足がすくんでしまいました。

あれから６０数年、小生も７６歳になっておりました。　嗚呼!

　取り留めのないことを綴ってしまいました。　ご健勝にてＨＰの編集をお続けください。

東京　小野島淳さん　2012.10.21受信

※先に掲載した上記の文章が編集会の手落ちで改行が乱れましたこと、投稿いただいた小野島様及びご覧いただいている皆様にお詫び申し上げます。

　お久しぶりにお便りをいただき、うれしく拝見しました。ついこの間、石黒にお出でになったことをお聞きしお会いしたかったと真に残念でなりません。
　私も７５歳に近づくとともに、ＰＣの操作もミスが多くなり、少し力仕事をすると腰が痛いなど心身の衰えを急に痛感することが多くなりました。
　ホームページ「石黒の暮らし」も、未だ道半ばであり、何とか後１０年は制作を続けたいと願っております。さしあたり、石黒の古文書の主なるものを読解をと古文書の学習を続けてきましたが、来年は所蔵者にお願いをして読ませていただきたいと思っております。
　終日、ＰＣに向かっているようなことも冬季ではごく普通なことで、孤独な作業であり、皆様からこうしていただくお便りが何よりもうれしく励ましとなります。
　どうぞ、淳さまもご健康に留意されお元気にてお過ごしください。なにとぞ、また編集会にお便りを頂戴することをお待ち申しております。
　編集会　大橋壽一郎

今年の夏はお盆を過ぎてなお、あのように辛かった猛暑がこの頃はフッと恋しくなってきました。石黒ＨＰのお陰で居ながらにして故郷の様子がわかり、石黒の人々のお達者姿が掲載される度に元気をもらいました。水不足で心配された稲作も無事に収穫できたようでよかったです。11月には又、カラムシ街道が掲載されるのを今から楽しみにしております。

過疎化が進む故郷も新緑や空気や水など、きれいな環境と美しい自然に囲まれての日々の暮らしのお陰でしょうか、皆さんがお元気なのと、ご高齢の方々の仕事ぶりには本当に驚いてしまいます。

　私事で恐縮ですが、昨年の３・１１福島原発事故は大きな波紋を投げかけておりますが、見えない不安を抱えながらの暮らしは、常に何かに取り囲まれているようで正直言って心地よい日々ではありません。ですから同じような事が再び起こらない事を心から、ただただ祈り願うばかりです。

　昨年の冬は、石黒も豪雪でご苦労をされたでしょうから「今年は程々にしてお手柔らかにお願いしますネ」この想いが天に届くといいですね（笑み）

　またこの場を借りて田辺雄司さま、昭和初期の暮らしなど、何時も貴重な寄稿を有難うございます。その後の体調は如何でしょうか。「病に伏しても文章を書くつもりです」という意気込みを私も見習わなければと思います。

　石黒在住の皆さま、法人組合の皆さま、石黒にゆかりの皆さま、故郷と石黒ＨＰを通して、何処かで皆が繋がっているように思えるのは気のせいでしょうかねぇ？これからの季節に向けてどうぞ皆々様もご自愛くださいませ。 

福島　大橋洋子(ＨＰ編集委員)　2012.10.19受信

　猛暑もようやく過ぎ去り、セミの声がいつしかコオロギや鈴虫の声に変わり、朝晩すっきりとした陽気になりました。私もどうやら何とか動いておりますが、特に、7月の初めごろから膝頭に今までにない痛みを感じて一時は赤ん坊のように這って動くという様でした。

　ちょうどそのころ連日の猛暑で山から引いている食水もだんだん細くなり、何とか、鎌を杖にして家の上にある水源を見に行きました。　この水源は昨年の７月の豪雨で崩れてしまい、昨年猛暑の中３〜４日がかりでやっと水源を探し当てたのでしたが水源はいくつかに分散していました。それでも何とかそれらを集めてタンクに入るようにしたのでした。その折に、市の給水課に実情を相談したところタンクが空になる前に連絡をもらえば直ちに出向くとのご返事を頂き一応安心していたのでした。
　翌日の夜は、待ちに待った雨となり私は有難いことと神仏に水を供えて感謝したのでした。その後再び猛暑が続き家の中で居場所がないくらい暑さが続きました。冬は豪雪、夏は異常なほどの猛暑、この先どうなるものやら心配です。しかし、この頃は時々小雨が降りますので少し食水の水かさも増してきたようです。
　ようやくこの頃、朝夕も涼しさを感じると、猛暑の時の辛さも忘れて「いくら暑くて冬寒くても、こんなに四季を感じることできる所はない」と思ったりします。
　とはいうものの８０年あまりも雪と闘ってきた苦しさを忘れたのか、とも思い、せめて積雪が2ｍくらいなら運動がてらに雪堀りもいいものだなどと思っております。
　私は病んで床に伏しても文章を書くつもりです。今後もよろしくお願いいたします。
　では、皆様もお元気でお過ごしください。

〔石黒居谷在住　田辺勇司さん　2012.9.27受信〕

　空梅雨のような天気が続きましたが、ようやく梅雨らしい雨となりました。皆様お元気でおられるでしょうか。
　私も元気なのですが、このところ一ヶ月ほど腰と右足のひざが大変痛く毎日湿布薬を６、７枚はって何とか動いています。まあ、歳だからしかたがないと思ってやっております。
　畑もほんのわずかですがやっています。夏のナスやキュウリもようやく実を結び生長が楽しみです。このところ雨が降らなかったので池から水を運ぶのが一寸たいへんでしたが恵みの雨となりほっとしています。畑の他には家の周りを花いっぱいにしたいと草取りに精を出しているのですが雑草も負けじと言わんばかりに生え繁っております。
　家内はだんだんと家事を行うことが困難となり、ガスコンロの使用など心配なので元栓を閉めるなど留意しています。病院の先生にはよく言い聞かされておれますが、だんだん手がかかるようになり困っています。反面、そんな家内を可愛そうだという思いもあります。
　まあ、自分は体を動かさないと体力が落ちてしまうと思って、なるべく体を動かすようにしております。
　数日で７月も中旬、暑い日が多くなりますがみなさまもお体を大切にしてお過ごしください。
〔石黒居谷在住　田辺勇司さん　2012.07.7受信〕

　ホームページ「石黒の昔の暮らし」の編者にお会いして

幸いなことに、私は昨年晩秋（2012年）帰省時に本ホームページ「石黒の昔の暮らし」の編者にお会いすることが出来た。ご多忙中、無理なお願いをしたにも関わらず編集者（責任者、協力者）の方々にご快諾頂いた。編集者の方々は、石黒村での小中学校時代に大変お世話になった先輩と同級生であり、屈託のない会話をさせて頂いたことに感謝している。

私は本ホームページの立ち上げだけでも大変立派な偉業であり、関係者のご努力に敬意を表していた。しかも、その後も短期間で充実感のある豊富な内容に仕上がっていく姿に、眼を見張るものが多く、感服させられ通しだった。本ホームページについては、最近、国内のみでなく世界各国で愛読者が激増しているとの嬉しい朗報も紹介されている。これらは、すべて日頃の編集諸氏のひたむきなご努力の賜物と考えている。

そこで、今回は雑談の中で拝聴した本ホームページ立上げ後のお話しとして、編集者の方々が足を使い地元（民や動植物など）を主役としたタイムリーで的確な取材をされている背景など（ほんの一端に過ぎませんが）が伺えたので、ご紹介させて頂くことにした。

石黒の昔の生活に関わることは、数少なくなっていくご高齢者のお元気な内に何とかまとめたいと、出来るだけ優先し、お年寄りのご都合に合わせ一人ずつ訪問しお話を伺っているとのことである。お年寄りに書き物でと言うわけにもいかず、お茶飲み話の中からの取材も多いようである。（農作業に関わることや雪の中の生活の知恵などは、かけがえのない貴重な体験話として興味深く拝読させて頂いている。）

自然界の動植物の観察は、石黒の自然は豊かで、春夏秋冬を通して研究・観察課題が多く、ほぼ日課として一件ずつの掲載を目標に取りまとめておられるとのことである。（石黒には、こんな貴重な植物があったのか。昆虫も沢山おり飛んでいる様子をもっと良く見ておけばよかった。カワセミ・アカショウビンなど魅せられるものも多い。それぞれの項目に付記されている石黒に目線を置いた編者コメントが実に興味をそそる。無知を恥じながらも奥深いふる里であることを誇らしく思う。）

四季を通しての田舎の行事や諸情報は、事あるごとに現場に赴きその時折りの状況が写真入りで紹介されている。時間的な制約がある中での取材も多く、並々ならぬ隠れたご苦労が察せられた。（掲載情報は内容も的確で写真類の出来映えも良く、兎に角、素晴らしいに尽きる。積雪おろし、道普請工事など懐かしい言葉と共に田舎のタイムリーな四季情報が得られ、その時々の田舎の生活が手に取るように分かり、帰せずしてふる里を満喫できるのが何より有り難い。）

本ホームページの立ち上げは「今、自分たちの時代に立ち上げなければ、貴重な石黒地区の史実が無になる」と数年前に関係者が責任を感じ一致協力して成されたと聞いている。時が経ち、次世代の人々がこのホームページの優れた業績を再認識し、大喝采をする日が必ずあると確信している。

石黒地区は、春夏秋冬、かけがえのない美しい大自然に囲まれている。しかし、田舎の村道のことである。何時も登り下りのある坂道がつきもので、情報収集には一服の多い道中になるとのことである。精神面もさることながら、肉体的には更なる負担がかかっていると思われた。お話を伺えば伺うほど、そのご努力とひたむきな姿勢には、頭の下がる思いがした。

本ホームページから得られる貴重で豊富なふる里情報は、何物にも代え難く感謝感激している。一方、同年齢代の身として、編集に関わる方々には、殊に、ご健康に留意され体と相談しながら長続きさせて頂きたいものと切に願っている。

　愛知　大橋末治さん　（2012.05.12受信）

　HP石黒の昔の暮らしに制作には、日ごろからご協力をいただき感謝しております。
　本ホーページに対していつもお励ましの言葉を頂戴し有難く思います。私たちは、今後も充実したホームページを目標に取り組んでいきたいと決意しております。
　しかし、今のところは、目標には遠く及ばず、内容を見直し加除訂正すべきところが多いことを痛感しております。今後、皆さまのご期待に応えられるようなホームページになるように努力してまいります。
　また、昨年の秋には末治様とお会いし、長年、日本の宇宙ロケットの開発に携わられてこられた貴重なるお話も伺うことができことは幸いなことでありました。
今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。

２月に「高柳雪祭り」をお願いして早速、HPで観ることが出来ました。御礼のメールをしなければと思いつつ失礼しました。今年の「雪祭り」は、雪が激しく降る中で行われており、皆さんは大変であったのではと思いましたが太鼓、よさこい、餅つき等雪をものとせず元気に活動されておられました。雪国の人は強いと感じ入りました。
　新しい「岡野町〜安蔵田〜橋詰〜川磯〜じょんのび村へ」を早速見せてもらいました。残雪と初春を告げる草花、透き通った空と素晴らしい風景ですね。この様な記録は後世の貴重な史料となるでしょう。
　雪の黒姫山を見ると父から話ですが、夏に高熱の病人が出て体を冷やさないといけない時、黒姫山に登り、谷間に残る残雪を取に行き大切にその雪を使ったということでした。お盆過ぎまで雪があったという話を聞きました。昔は、冷蔵庫等が無く自然の恵みが貴重であったのでしょう。
　此方明石は、4/1頃桜が開花して4/12頃満開でしたが今は、葉桜です。現在、ツツジが咲き始めています。
　今年は、岡野町、板畑に行きたいと思っておりますが未だ計画を立てていません。その節はお伺いしたいと思っております。
　素晴らしい作品を制作されますように。　ありがとうございました。

〔兵庫　中村　忠雄さん　2012.4.27受信〕

　昔から、冬季に比較的小雪であると、春先にはいつまでもダラダラ降雪のあることを石黒では昔から「春汚い−降雪の切り上げが悪いの意味」と言っていました。
　ところが、近年はどうも様子が異なり、冬大雪でも今年もそうでありますが３月中旬になっても毎朝の様に２０〜４０�pの降雪があります。こんな状態で消えるはずの雪が増えることも多く、雪消え時季の遅れが心配です。
　子どものころには、降雪の切り上げがよく、春先になりますとヤブ〔雪原〕が凍みてかたくなるので木ぞりや竹スケートで毎日のように遊んだものです。また、カイデやヤマモミジの甘い樹液を口にするのが楽しみでした。
　早いもので、あれから早８０年の歳月が流れました。歳と共に体力も衰え、今年の冬の除雪には本当に疲れ切りました。大正月も小正月もあったものではない。とにかく毎日カンジキを履いて外に出ていないとはかどらない。若いときに半日でできたことが２日もかかってします。

　でも、有り難いことに、近年は社会福祉が発達して、地区の重機で２回、災害救助法で１回家の周りの除雪をして頂きました。これで本当に助かりました。
　私も、長い冬の除雪で指の使いすぎでボールペンも思うように使えないようになり心配しましたが高柳診療所に通い治療してもらい、だんだん回復しています。過日も診療所に行ってきました。お医者さんの話では体が弱っているいるからとのことで２時間ほどかけて点滴をしてもらって来ました。
　　また、災害救助法の対象地となり、東日本の災害地のように、あちこちから支援物資もたくさんお贈り頂き本当にそのご厚意に感謝しております。
見知らぬ人からのものあり、こうした温かい皆様の支援に対して、これは自分も怠けてはいられないという元気も出てきて頑張ってきました。
　人の思いやりの心がこんなに心を打ちこちらの心を元気づけることを初めて知りました。中には、冷たいだろう、寒いだろうと厚手の手袋や厚い手袋や靴下などを贈ってくださいる方も居られました。本当に有り難いばかりであります。
　中には、ホームページ「石黒の昔の暮らし」をとおして様子を知ったとのお便りもありました。頂きました支援物資の入っていた段ポール箱も壊すのがもったいなく今も保存しております。
　私も、以前に屋根から２メートル下に転落して折った肋骨が少し痛むので
寝起き時には不便を感じますが、仕事は大抵やっております。
　これからも、皆様から頂いた御支援に感謝しながら、老体をいたわりながら自分のできることは自分でやるように生きていきたいと思います。
この場を借りて、皆様に心からお礼を申し上げます。
　また、こうした昔のことを思い出して文章に書くことが私の生きる原動力にもなっています。これからも、書きますので皆さんに読んで頂ければこんなうれしいことはありません。

〔石黒居谷在住　田辺勇司さん　2012.03.22受信〕

　１月下旬から２月にかけて毎日TV　NEWSで報じられる大雪と大雪にまつわるその土地に住む人の生活への大きな影響に心が痛みます。
　雪降ろし作業中の事故や、事故防止の気配り、生活の不便さ等は経験していない私には想像することしかありません。お見舞い申し上げます。
　HPに雪道の作り方、除雪車両や重機を使った除雪を動画で観せて頂き大変な作業が行われており驚いております。雪が降れば毎日繰り返される作業に当たる人はご苦労様です。
　HPに書かれているように「今日は立春、あと半月もすればマンサクの花もほころび始めることと想われます。」この文章にホットする気持ちになります。
　私の住んでいる兵庫県明石市は、この冬は５〜６分間程小雪が舞いましたが積雪を経験していません。そちらの大雪が報道される時は、乾燥注意報が出る晴れの天気で寒さはきびしくありました。
　この後、雪が酷く降らない事に期待しHPの春の便りをお願いします。HPの種々の動画から色んなことを教えてもらいます。制作は大変な苦労があると思いますが、第２２回　高柳雪まつり　“ＹＯＵ・悠・遊”をお願いします。よろしく。

〔兵庫　中村　忠雄さん　2012.02.0８受信〕