居谷 黒姫神社  

o祭神 水波能売命(みずはのめのみこと→黒姫山の神で水を司る農耕神)
o例祭日 別に決まっていない
o由緒
 居谷は明治21年まで門出村に属し、神社についての伝承は少ないが、御神体は石に彫った如意輪観音像で700年余の長きにわたり産土神として祀られてきたと伝えられる。
 御神体を祀った祠には、文政7年(1824)という刻字が見られ、社殿前の灯籠には文久3年(1863)と刻まれている。
 現在の社殿は昭和48年に新築して、それまで石の祠に祀ってあった御神体を祠ごと社殿に納めた。御神体は、如意輪観音であるといわれる。
 また、時代は不詳であるが、境内の拡張工事で村人の鍬にあたり地中から見つかったという地蔵様が境内に祀られていたが、現在この地蔵様も一緒に神殿に祀ってある。