石黒校の思い出 定村清美 (全文略)当時(昭和52年ころ)は、天井が低くバレーボールコートがやっととれる位の体育館でした。そのコートの三分の一を卓球部が使っていたので、その当時どんなに天井の高い広い体育館に憧れたことでしょう。
でも、今では、そんな体育館で汗を流した自分は、ほんとうに貴重な体験をしたのだと幸せに思います。 (略)瞼を閉じれば、私が在学中の石黒校がはっきりと浮かんできます。 若葉に囲まれた校庭、歩くとみしみしと音がする廊下、お昼近くなるとおいしそうに匂ってくる給食室、緊張感が漂う職員室、そして友と学んだ教室と、どの場所も鮮明に思い出すことが出来ます。(後文略) 閉校記念誌「くろひめ」より |