初めて聴いたオルガンの音色
                  大橋テル
 私が2年生の頃だと思いますが、初めて学校にオルガンが購入されました。
 到着したばかりのオルガンを板山から来られた小山源太郎先生が羽織袴姿で演奏されました。
 私は、生まれて初めて聴くオルガンの奏でるメロディーにじっと耳を傾けていました。
 そして、オルガンを弾いておられる先生が普通の人間ではなく、神様のやどっておられる人のように思ったことを今でも覚えています。
(創立100周年記念誌より)