生家の庭のユキグニミツバツツジ 
 

 左写真は、筆者生家の庭、堀切沢側の杉の根元にあるユキグニミツバツツジである。
 今年は残雪が多く下の沢には雪が見られる。
 2、3日前から畑〔里芋、南瓜など〕つくりに行っているが今年は5月下旬に入ってもこの通りで、近年にない多い残雪である。
 写真のユキグニミツバツツジは筆者が高校生の時〔1956〕に城山の中腹の残雪の上に崩落したものを背負いカゴに入れて運び庭に移植したものである。
 すでに56年の歳月が過ぎたにもかかわらず本数は増えたが根元の幹の径は5pほどで当時の2倍弱に留まっている。
 ユキツバキ同様、積雪期は雪に押されて地面に這うようにして越冬するためにはこれ以上太くはなれない事情があるのだ。また、当時の主木は世代交代することなくそのままである。
 
撮影 2012.5.22 下石黒