田辺伊久村長の開道への努力を讃える碑     
  末ついに
   海となるべき
       山水も
   山の木の葉の
     下くぐるなり

   越山 田中角栄

 

 
 

 田辺伊田辺伊久氏は、明治二十一年、黒姫山麓上石黒に生まれ
温和にして情熱を秘む。昭和二十二年公選初代の石黒
村長に就任。田中角栄代議士、高橋重雄高柳村長の支援
を仰ぎ石黒地区の孤立脱却の爲、生涯を道路改良に捧ぐ。
先ず隣接門出区の協力を得て釜坂峠の難所を開削、昭和
二十八年石黒の地にバス乗入れを果たすと共に柏崎湯沢
間の国道昇格運動に全力を注ぐ。
昭和四十三年、七十一才にて没。平成二年十二月、一般
国道三五三号線小岩トンネル貫通にあたり地域有志その
遺徳を偲び記念碑を建立して永く敬慕の意を表す。

      平成三年四月二十六日
             高蜥ャ長 永井勇雄
                    有志一同
久氏は明治二十一年、黒姫山麓上石黒に生まれ選初代の石                有志一同

写真2005.7.9 田中角栄作の句の読解文責大橋寿一郎