ひとらごと   DATE20200326

石黒HP掲載の「さわらび、NPO法人石黒邑」を拝読させて頂いて

 

大橋末治(20200323)

石黒在住の若い方々が、石黒地域の明日のために立ち上がりましたね。自らの力による素晴らしい活動「NPO法人、石黒邑」が発進したことを知りました。行動の手始めには、石黒の昔の生活をベースとした味噌づくりや地域に密着したものづくりとのこと、親近感を覚え、嬉しいですね。実現性のある具体的な活動方針も立案され、既に展開中の由、確かな前進が約束されており頼もしい限りです。

恥ずかしながら、私は「さわらび(早蕨)」、「邑(むら)」共に理解できず、辞書で調べ納得しました。皆さんで知恵を出し合っての表現であろうと察し、感心しています。ロゴマークも出来上がり、更なる発展を期待しています。

石黒HPによると、近年、7集落で構成されている石黒地域では人工・軒数ともに激減し(最も多い上石黒が10軒、最少集落は1軒とのこと)集落形成の限度を迎えているとのことである。ふる里を石黒に持つ一人として、耐え難いものを感じています。こういう背景の下で、上記のような朗報を拝読し、とても感激しています。

活動場所は、元石黒村・田辺村長邸とのこと、言い尽くせない多くの方々のご努力やご協力があっての成果とお察し致します。田辺村長と言えば、学校・村の催事があれば、いつも参加され前向きなお話をして頂いたように思います。田辺村長は、おひげが印象的で(失礼ながら、当時はひげを生やした人は少なかったようで)、65年以上経た今でも壇上のお姿が脳裏に浮かびます。きっと、天国からの大いなる田辺村長の声援が発進されていることでしょう。

更に、新潟国際情報大学との連携もあるとのこと、若い方々のアンテナは広く高く、迅速で素晴らしい取り組みになることを大いに期待しています。

残念ながら、八十路を迎えた身には、近年のAI化についていけず、Facebook・Twitter・Instagram・Lineなどの使い分けさえ解らぬ昨今です。支援したくても返って荷物になるばかりです。

提案ですが、NPO法人で一般会員制を設定し、会費徴収資金で更なる活動をされては如何でしょうか?(広報紙に会員申込様式など示して頂ければ幸いです)。

ささやかな支援でも郷愁が満たされるのでは、と思っています。

 

おわり