カシラダカ | |
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暮らしとの関わり 秋になると一見スズメのようだが鳴き声が違う小鳥を見かけるが、越冬のために北から渡って来たこのカシラダカである場合が多い。姿はホウジロに似ているが尾が短いことと腹部が白いことで区別できる。 地鳴きは「チッ・チッ」と聞こえる。さえずりは「ピーチロビチロ・ピーピョピ・ピーピョピ・ピョロピリピョロ」と聞こえる。 今日(2016.4.22)石黒にサトイモを植えに行くと畑の近くで2羽のカシラダカが餌をついばんでいた。すぐ横にはカタクリの花が咲いていた。彼等はもうすぐユーラシア大陸などを目ざして旅立つのであろう。市街地周辺でも、近頃よく山道沿いで餌をついばんでいて近ずくと一斉に飛び立つカシラダカに出会う。今は長旅に耐えるための体力を蓄えているのであろう。 (上写真 道郎) カタクリの花と ![]() ![]() |
解 説 ホオジロ科 スズメほどの大きさでホオジロに似ているが尾が短く腹部が白い。また、全体に赤褐色で冠羽がある。雌雄異色で雌は雄よりも色が淡い〔写真左〕 繁殖地はユーラシア大陸中北部で、冬季に日本に渡来する。繁殖地→地図 餌は夏は昆虫が主であるが日本に渡ってくる冬季は植物質〔雑草の種子、イネの落ち穂等〕が主となる。 水田などで数百羽の群れをつくることもある。 腹の部分が白い ![]() |