ひとらごと   DATE20250304

 

                

豪雪お見舞いと豪雪所感

大橋末治(2025.3.1)

 今日は、もう3月に入ってしまい時期遅れのお見舞いで間が抜けてしまいましたがご容赦下さい。2月に入ってからの上越地方の降雪量は大変な状況で所によっては観測史上初との情報も散見しました。今冬、石黒では4m以上の積雪とのこと、子供の頃、1丈(10尺:約3m)の積雪というと自分の背丈の何倍もあり、山のような積雪量であったことを覚えています。新雪が多く積もった朝の私道の道付け作業などでは、早朝カンジキを付け、大きく脚を挙げても雪上面まで足が上がらず、雪の中でもがいたことが忘れ難い思い出となっています。石黒HP掲載情報からも郷土の皆々様方のご努力・ご協力の様子がよく伺えます。雪解け迄には、まだまだ時間がかかることと思います。どうぞ、除雪作業中の怪我やご健康には、くれぐれ気を付けてお励み下さい。

 昨年も、豪雪で国道8号線の大渋滞事故が発生し大きな問題になりました。近年になり降雪量が増加しているのでしょうか? 私の見聞きしている情報が正しければ、降雪日数は、2000年迄は100日位だったものが10年後の2011年頃になるとほぼ半減し50日位になっているようです。一方、一日当たりの降雪量は、逆に1.5倍位(4〜5p/日だったものが6〜8p/日)に増加しているようです。結局、まとめて降るようになったと言うことでしょうか(今後は、雨情報のように「集中豪雪」とか「線状降雪帯」という言葉も誕生するかもしれませんね)。

これらは、近年問題視されている地球温暖化の影響で、海水が暖められることによる水蒸気量の増加が要因のようです。ところが、地球温暖化現象への対応が全国際的に浸透し、地球規模で本格化し進展してきたと思っていたらトランプ大統領の誕生で、米国の国際協力体制も日毎に変化し、駆け引きの材料となっている作今、大いに気になる先行きとなってきました。

誰もが望む、正常な地球の寿命を少しでも長引かせて後世に引き継ぐためには、ひとり一人が地球温暖化防止対策をやれることから実施し、協力・努力を惜しまないことだと思っています。